mazda 3




【 燃料、点火MAP変更 】

( map system 314 )





map system 314

車両の燃料値、点火時期はECU内の燃料MAP、点火MAPにより決定されます。この2つのMAPの数値を変更することによりエンジン性能、燃費を改善することも可能です。
シエクルmap syste 314はECU内の数値の変更をおこなわないで、MAPのアクセス方法(どの部分を読ませるか!)変更によりMAPの数値を変更する事と同等の効果をねらった画期的なコントローラーです。
(メーカーHPより)

右がハーネス。左が本体です。













まずは、エアフロセンサーにコネクタを割り込ませます。

接合があまいので、テープを巻いてから結束バンドで固定しておきました。






















取り付け作業は簡単ですが、本体は車内に設置する為、エンジンルームからコードの引き込みをしなければなりません。

ではインパネサイドガーニッシュを外します。

一番左にハメ込みのツメがあります。外し方には少しコツがあります。



















後はネジを2本外せばグローブボックスが引き出せます。
この裏に引き込み口があります。























フタは厚いゴムで塞がれています。
当初はここに穴を開ける予定でしたが、フタを浮かして隙間から通すことにしました。

コードを通した後、隙間はバスコークで塞ぎました。




















本体はとても小さいものです。
ハンドルの左下に両面テープで固定しました。

説明書通り、ランプの点灯を確認できれば作業完了です。

さて、パーツの効果を発揮するには、車の条件に合ったセッティングが必要となります。
10種類のMAPの中から選択出来ます。(プラス1箇所はノーマル)
ダイヤルはクリック式ですが、目盛りは付いてません。ちょっと確認しづらいです。

位置は時計の針で示しています。(10時がノーマル位置)
右に回すほど(燃料値−薄め、点火時期−早め)となります。
通常は少し薄めのセッティングをされるケースが多いようです。
試しに右方向(11時〜2時)に合わせてみましたが、吹け上がるばかりで走りません。

点火系をイジっているせいもあるかもしれませんけど。
オイラのマシンは少し濃いめのセッティングが良いみたいでした。
いろいろ試してみると9時の位置が良い感じでした。
アクセルを踏み込んでいくと、中回転域からのトルクに厚みを感じます。
ペダルのツキも良いです。ちょうどおいしい所でひと延びしてくれる感じです。

レスポンスの悪化は特に感じません。
追い越しをかけた時に、アクセルの踏み込みはいつも通りなのにメーターに目をやればいつもよりスピードが出ています。

作動ランプが点灯を始めるのは2,500回転くらいからです。
最初はその効果がよく分かりませんでした。町乗りで体感するのは難しいみたいです。
セッティングはいろいろと走り比べて、じっくりと決めるのがよろしいかと思います。