mazda 3




【 ダウンサス & スタビリンク

RSR「Ti2000」 & AutoExe「MBK7605」






個体差があるようで、オイラのマシンはホイール交換後にフロントフェンダーからのはみ出しが発覚。このままでは違法改造となります。

確かにレイズのマッチング調査では、注意マーク(※)の表示が。

純正は「6.5J×16 +52.5」、CE28Nは「7J×16 +48」です。

計算では「(12.7÷2)+(52.5−48)= 10.85」となり、純正位置よりも約11mm外側に出ることになります。

「7.5J×17 +50」(15.2mm)でもはみ出しはなかったとの情報があったのですが..。

フェンダーモールなどで、片側1cm以内なら改造申請は不要で車検もOKです。
しかしMC前にはフェンダーモールのオプション設定があったようですが、現行モデルにはありません。
基本的には市販のモール(両面テープ)などはNGです。

ということで、「オーバーフェンダー化」することにいたします。(もちろん片側1cm以内)
..といっても両手で引っ張るだけです。(がはっ)

フロントのフェンダーはとっても薄い鉄板です。
「グィ」っと引っ張れば簡単に延びます。これで5mmくらいは膨らんだかしら。

フェンダーの上から覗いてもタイヤは見えません。一応収まっているみたいです。

でも実のところ、見た目では微妙で判断が難しいものなのです。人によってOKだったりNGだったりするそうです。

計測には定められた基準が設けられており、ホイールの中心から前方に30度、後方に50度の範囲内で測定されます。
微妙な場合は専用の計測器が用いられます。

ディーラーへオイル交換に立ち寄ったついでに、計測器で測定してもらいました。
まだ少しはみ出していることが分かりました。

若い時とは違って、この年になると合法的にいきたいものです。
できればこれで車検も通したいですし。




..ということで、ダウンサスを入れることにしました。
(車高を下げるとタイヤは幾分か内側に入るものです。)

事前に詳しく調べてもらうと、計算上はこれでキッチリと収まるみたいです。
アクセラはもともと腰高で車高が高いのです。以前からタイヤの隙間も気になっていたので調度良い機会かと..。

ダウンサスを入れると、重心位置が低くなりバネレートが上がるのでロールも減少します。

もちろん見た目もカッコ良くなりますが、そう良い事ばかりではありません。
まず一番に乗り心地が悪化します。特に段差での突き上げが強くなります。

それとスタビライザーに不具合が生じます。正常な機能を取り戻すには、長さ調節可能なスタビリンクへの交換が必要となります。
ただし、エクゼのアクセラ用スタビリンクは、現在フロント用しか販売されていません。

AWR(海外メーカー)のmazda3用「END LINK, REAR-ADJUSTABLE」というパーツがありますが、国内で販売はされていないようです。

足をバラすことになりますので、工賃は結構な値段となります。
(もちろん交換後はアライメント調整が必要です。)

今回もできるだけ安く済ませる為に、パーツは自らネットで調達します。
その後、ディーラーへパーツを持ち込んで取り付けてもらいます。

エクゼのバネは「ヘタる」って評判なので、RSR「Ti2000」にしました。「ヘタリ永久保証付き」で安心です。

それとフロントのスタビリンクは、AutoExe「MBK7605」です。

取り付けには時間がかかるので、車をディーラーへ1日預けておきました。



















さて装着後のインプレですが。

まず、ダウン量は見た目では2〜3cmかと思いますが、リアはかなり落ちているように感じます。

全体のシルエットが変わりました。自然な感じで品良く落ちてカッコ良くなりましたね。(予想以上にイケてます。)

さて、走ってみるとさすがに硬くなった印象を受けます。やはり大きな段差では突き上げ感もあります。

しかし思っていたほどではありません。(昔、スカGにつけていたHKSのバネはガチガチでしたもん。)

しばらく走れば慣れて違和感もなくなりました。不要なフワフワ感が無くなり良い感じです。たぶん、同乗者にもそれほどの不快感は与えないと思います。
(45の扁平タイヤだったら印象は変わっていたかも..。)

しかしリアのスタビのせいか、コーナーリングでは以前よりも重心がフロント寄りになっているみたいです。







それから1ヶ月後..そろそろバネも馴染んできた頃かと。

ここでアライメントの調整をしてもらいました。少しズレが生じており補正してもらいました。

ただし、アクセラ(ストラット方式)はキャンバーの調整機構がありません。完全なアライメント調整は難しいようです。
結局、高額な「4輪トータルアライメント」は無意味なのかも。(数値は出ても調整できないので)

それとハンドルを右いっぱいに切ると足回りから異音がするので、これもチェックしてもらいました。

どうやら交換したスタビリンクにケーブルが干渉していたようです。こちらも処置していただきました。

これで安心。元気いっぱい走れます。

さて車高を計測してみると、フロント−3cm、リア−3.5cmでした。ちょうどイイ感じですね。
これでフロントのはみ出しもOKみたいです。


リアのスタビ対策はまた後日..。