1925年、神奈川県の芦ノ湖に放流されたのが始まりです。
アメリカ原産のバス11種類のうち、4種類のバスが日本で確認されています。
【ノーザン・ラージマウス・バス】
Northern Large Mouth Bass
日本に生息する大半はこのバスです。
世界的にも一番広く分布していると思われます。
一般的にブラックバスと呼ばれているのもこの種です。
【フロリダ・ラージマウス・バス】
Florida Large Mouth Bass
1988年、奈良県の池原ダムに約一万尾の稚魚が放流されました。
ノーザン.ラージマウス.バスの亜種。両者を見分けるのは難しいようです。(ノーザンの方が、うろこが大きくて少ない。)
巨大化する性質を持っていて、ノーザンの3倍賢いといわれています。原産地はアメリカのフロリダ州。
【スモールマウス・バス】
Small Mouth Bass
福島県桧原湖、長野県青木湖、野尻湖で生息が確認されています。
ラージマウス.バスよりも水温が低く、透明度の高いところを好みます。
引きが強く、ビッグファイトの持ち主です。
【ノーザン・スポッティッド・バス】
Northern Spotted Bass
見分けにくいせいもあり、あまりよく知られていません。
ラージマウスとスモールマウスの雑種という説もあります。
舌の上に基舌骨という歯が2つあるのが特徴です。
低水温で深場を好みます。