【クールダウンC】
(外部冷却装置)
真夏になればリフトアップやファンなどでも温度の上昇を抑えきることはできません。
所詮はこれが限界なのでございます。
しかし、世の中には「水槽用クーラー」なんてものを使ってらっしゃるリッチな人々もおられます。う〜っ、とうてい私には手が届きません。..っていうか、私は部屋にさえクーラーはありません。(^O^)ガハハッ...ガクッ。
(_ _)
..ってことで、こんな冷却装置を自作してみました。
GEXの水中モーターフィルターです。(写真:左)
濾材の入ったカートリッジは外してストレーナーを接続しました。
別にカートリッジがあっても不都合はありません。小型化の為です。
次に付属のパーツなどを組み合わせて、排水用のチューブを接続します。
なかなかイイ感じに仕上がりました。
これを水を汲み上げる為のポンプとして使用します。
付属されている固定用の吸盤で、水槽のガラス面に設置しておきます。
さて、それでは汲み上げた水を冷却する装置を作ります。
ホームセンターなどで売っている発泡スチロールのクーラーボックスを用意します。
その中に凍らせた保冷剤を入れてスタンバイOKです。
冷却効果を高める為に、保冷剤はギッシリと入れております。
クーラーボックスの上部に穴を開け、先程のチューブを引き込みます。
チョーブは5mのシリコンチューブを使用しました。
長めにしてクーラーボックスでの滞在時間を延ばします。
設置時には、チューブを保冷剤にグルグルと巻いて、接地面積を増やすことで冷却効果を高めます。
もちろん最後はフタをしてキッチリと密閉しておきます。
ポンプで汲み上げられ、クーラーボックスで冷却された水は、水槽上部に固定されたこのノズルから元に戻されます。水の流れを確認する為、水面より離して設置しています。
5mもの長旅の為、最後はゆっくりとした水流になります。
なかなかうまく出来たと思います。
しばらく稼動させて様子を見てみます。
「...。」
う〜ん、でも思っていた程の効果が得られません。
緩やかではありますが、冷却効果は認められます。しかし、真夏の水温上昇を抑えきることはやっぱりできません。
それならばと、クーラーボックスの底に数センチ程の水を入れ、保冷剤とチューブを浸してみました。これは効果絶大でございます。あっという間に熱を奪ってくれます。でも..、あっという間に保冷剤が溶けちゃいます。(がはっ)
残念ですが、冷却能力がちょっとパワー不足でした。クーラーボックスがあと2〜3個必要かもね。
それじゃ保冷剤が山ほどいります。(ひゃーっ)
ガクッ。 (_ _)