mazda 3




【 リアのスタビ対策

部品代は数百円






ローダウンすると、スタビライザーの角度に狂いが生じてしまいます。

このままでは本来の力を発揮することができません。

フロントは補正パーツにて修正済みですが、リア側のパーツは今のところ販売されておりません。(一部海外メーカーのものはあります。)


なにか良案はないものかと調べてみると、リアのスタビリンクが延長可能なことを知りました。

先輩方のお知恵を拝借して、私も挑戦することにいたします。

スタビを確認してみると、リンクが短くなった分だけ上方に引っ張られております。

リンクを固定しているボルトには、長さに1cmほどの余裕があります。(ナットから出ている部分)



































ワッシャーを挟むことで、その長さ分を延長いたします。
サイズは「3mm M10×32」を3枚ずつ使用。

では、ジャッキアップして、ウマに乗せます。
今回はガレージジャッキがあるので作業がはかどりました。

固定されているボルトを外し、ワッシャー3枚を挟んでから元に戻します。

ボルトは結構固く締められています。メガネレンチ14mmを使用しました。

レンチが空回りする時は、ヘキサゴンレンチで上部を固定してから回します。


(当日は途中で、雪・雨が降って来て、泣きそうになりながらもなんとか作業終了)




































さて、確認すると少しリンクが延びているのが分かります。
(1cm程ですが)

写真で比較するとこんな感じ。おかけでスタビの角度も変わっています。(写真下)

走ってみると、確かにコーナーリング中の安定感が増しました。(正確には「元に戻った」です。)

重心位置が中央に戻った感じです。どうやらこれでリアのスタビも仕事をしている様です。

すこしばかり乗り心地がよくなったと感じるのは気のせいかしら?
(今回は、同時にフロアクロスバーを装着したので単体での効果ではありません。)

これで最適な角度になっているかどうかは分かりませんが、ノーマルパーツではこれ以上延長することはできません。
しかしながら効果は大です。部品代は数百円でした。



「ダウンサス、スタビリンク、フロアクロスバー」取り付け後..。

個人的にはフロント寄りのクイックなハンドリングも好きだったんですけど、こうして全体が仕上がるとやはりコーナーリング中の安定感が違います。

やっぱり全体のバランスが大切ですね。重心が下がりバネレートが上がった分、路面への吸い付きが良くなった感じがします。

かといってガチガチではなく、程よい柔軟さを残しています。コーナー進入時は「ピタッ」と安定して、程よくネバりながら曲がっていきます。


ボディ剛性と足回りの効果がとても感じられます。
ますますコーナーリングが楽しくなりました。