ブレーキパッド交換(リア)
- 2015/08/23 17:15
- カテゴリー:車
今年3月の車検で、リアのブレーキパッドが残り4mmと言われておりました。
そろそろ交換をしようかと思います。
今回も同じエクゼのパッドにいたします。
「AUTOEXE ストリートプラス ブレーキパッド(MBK520P」
9,180円 (税込、送料別)
●ブレーキダストを低減
ノンアスベスト製新摩材の採用により定評ある効き味はそのまま、気になるブレーキダストをさらに低減した
●鳴き止め対策用シムを装備
バックプレート部に一般的な市販品では装着されないブレーキ鳴き対策用シムを装備。純正パッド交換時のバージョンアップにも最適。
実は前回も自分で交換いたしました。(前後とも)
今回もDIY交換です。
※ブレーキは重要保安部品です。あくまでも自己責任で行っています。交換はプロに お任せすることをお勧めします。
耐熱グリス、ピストンツール、六角レンチ(7mm)、
油圧ジャッキ&ウマ、ブレーキクリーナー、ラジオペンチ、ラチェットレンチ、マイナスドライバー..など。
ブレーキは重要なパーツです。
慎重に作業を進めていきます。
リアブレーキの交換なのでPレンジのままサイドブレーキを解除します。
車止めをしてジャッキアップをいたします。
新しいパッドに交換するとリザーブタンクのブレーキフルードの液量が増えます。
こぼれないように確認が必要です。
ブレーキクリーナーで汚れを落としながら作業を進めます。
正面の金具をこじりながら外します。
(これ外すの簡単だけど装着するのが大変です。)
ううっ、ゴールドに塗ったキャリパーの塗装が剥がれますけど。(T T)
キャップを外してキャリパーを固定しているボルト(2箇所)を外します。
ここで7mmの六角レンチを使います。
7mmは特殊なようで、ホームセンターには置いていないみたいです。(ネットで購入)
これがピストン部です。
ブーツに破損がないかを確認。
ブレーキパッドが減っているので、取り外した直後はせり出した状態になっています。このままでは厚みのある新品のパッドは入りません。
これを押し戻す作業が必要です。
実はリアのブレーキパッド交換の最大の難関はこの作業です。
ブレーキパッド自体の交換作業はそんなに難しいものではありません。
リアの場合は、作業全体のほとんどはこれがウエイトを占めています。
ピストンツールを押し当てながら時計回りに回していきます。
ただし、突起部分がピッタリと合う箇所がありません。
使えるところでなんとか回します。
(ラジオペンチで回すことも可能です。)
さらに、回せばすんなりと押し戻すことが出来ればいいんですけど。
ぜんぜん戻りません。
悪戦苦闘の作業が続きます。
どれだけの時間を費やしたか..。
運よくというか、偶然のような感じで押し戻せました。
もうヘトヘトです。
取り外したパッドです。
新品と比べて随分と厚みが違いますね。
フルードの量を確認するとかなり増えています。
このまま反対側も新品に交換すると溢れる危険があります。
スポイトで抜き取っておきます。
では新しいパッドを装着します。
接触部分には耐熱グリスを塗っておきます。
ピストン側は先端をバネに挟み込んで装着します。
キャリパー固定ボルトの可動部分にも塗っておきます。
元に戻して装着完了です。
新バージョンにはバックプレートにシムが装備されています。
赤い部分が隠れてしまって、ちょっと残念なのね。
さて、左側が終わったので、次は右側です。
同じように作業を進めていきます。
やはり先程と同じようにピストン戻しの作業で手こずります。
ひたすら回し続けますが、一向に戻る気配がありません。
時間ばかりが過ぎていきます。
...。
既に太陽も一番高い位置から照りつけています。
疲労もピーク。あちこちスリ傷だらけで、手の豆もヤバい感じです。
(・・?) あらっ..。
気付くとピストンが戻るどころかなんだかせり出している様子。
元の古いパッドですら入らない状態になっています。
(1mmくらい出ている。)
(TOT) ぅわ~ん
これは非常にまずい状況です。せめて元に戻さないとこのままでは走ることすら出来ません。
交換作業を諦め古いパッドを元に戻すことに専念します。
更に回し続けます。
少し戻り、なんとか古いパッドをはめることが出来ました。
ふぅ~。良かったです。
もはや疲労困憊。再チャレンジの気力もありません。(とほほ)
右側はディーラーで交換して頂きました。
(工賃 8,100円)げげっ!
片方だけですが、持ち込みの為割増料金となります。(がくっ)
ディーラーには、どうやらピストンを戻すための専用SST(特殊工具)があるらしい。
う~っ、もうリアのブレーキパッド交換は自分ではしません。(>_<)
メッチャ疲れました。今も筋肉痛です。
まぁ、次回のフロントの交換は自分ですると思いますけど。(ふふっ)
(フロントはピストン戻しが簡単。)